Pythonことはじめ(環境構築Mac版)
hisacomです。
フロントエンドエンジニアとしてやってきましたが最近たまたまAWS Lambdaを使用してWeb APIを作成しようと思った時にバックエンド用の言語でPythonを使う機会がありました。
これから使う機会もありそうなので、どうせなら勉強用にいろいろと試せる環境を構築しておきたいと思います。
本記事のスコープ
・Pythonの環境構築を行い'Hello World!'の表示くらいまでをできるようにします
・Homebrewのインストール、pyenvでパスを通す方法などの部分は割愛します
・Mac版でのインストールのみを対象とします
環境構築
こちらのサイト情報を元に環境構築を行いました。
本記事の割愛事項についても記載されているので、
Macの場合は購入時点でPythonがインストールされていますが、インストールされているバージョンが古いので、まずは以下のコマンドでターミナルで確認してみます。
$ python --version
私のPCでは以下の表示になりました。
「2系」が入っていることがわかります。
公式サイトを確認すると、2020年8月現在は「3系」が動いているようなので、
メジャーバージョンが1つ古いということがわかります。
pyenvのインストール
pyenvというバージョン管理ツールを使って、別バージョンのPythonインストールを行います。まず、すでにpyenvがインストールされていないかを確認します。
$ pyenv -v
pyenv: command not foundと表示されたので、自分のPCには今pyenvが入っていないということがわかります。以下のコマンドでインストール。
$ brew install pyenv
pyenvの設定を行います。設定ファイルに記述してパスを通すってやつです。
こちらの設定が完了した場合、pyenvコマンドが実行できるようになります。
ROOTの階層の~/.zshrcの隠し設定ファイルにパスが記載されればOKです。
Pythonのインストール
以下のコマンドをターミナルで実行すると、実行可能なPythonのバージョンが表示されます。
$ pyenv install --list
以下のコマンドで新しめのバージョンをインストールします。
$ pyenv install 3.8.5
インストール完了後
$ pyenv versions
で、PCにインストールされているPythonのバージョンを確認し、先ほどインストールしたバージョンが表示されていれば完了です。
現状はPCに元々インストールされているPythonを使うように設定されているので
$ pyenv global 3.8.5
を実行して、先ほどインストールしたバージョンを選択します。
Pythonを試してみる
参考サイト内ではAtomエディターを利用していますが、個人的にはVS Codeを使用しているためVS Codeで同じようにファイルを作成してみます。
ファイルを作成したところ、エディター側からPythonの拡張機能インストールをオススメされたので言われるままに拡張機能を入れておきます。
ファイルに記載するコードは
print('Hello, World!')
print(1 + 2)
Pythonの詳しい書き方はまだ勉強できていませんが、Hello, World!の文字と1+2の結果を標準出力するという感じでしょうか、シンプルで良いですね。
ターミナル上で、ファイルの位置まで移動し
$ python ファイル名
を実行すると実行でき、Hello, World!と3が表示されます。
以上でPython3で開発を行う最低限の環境構築を行うことができました。
参考記事
こちらの記事GitHub Learning Labで、環境構築から少し先の範囲まで学ぶことができることが書かれていて参考になります。自分もネクストステップとしてGitHub Learning Labで勉強していきたいと思います。