技術ブログ書くにもGoogle ドキュメントの音声入力ってありじゃない?という話

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こんにちは、hisacomです

いきなりですが、なんと今回はこのブログを Google ドキュメントの音声入力を用いて記述してみています。

音声入力を試すきっかけとなったのは、最近出版された勝間和代さんも書籍「 勝間式 超スローライフ」という本です。本の中で勝間さんが、原稿の執筆をする際に音声入力を利用しているという記述があります。 

私はFacebookメッセンジャーなどでチャットをすることがよくありますが、音声入力と親指シフトを組み合わせているため、そうでない人の5倍速で入力できていることを実感します。つまり、普段私が1時間かけて作り上げる原稿については、ローマ字入力の場合だと5時間ぐらいかかるということになります。それであれば、今1日で行っている仕事量は、終わらないと思います。 

勝間 和代. 自由もお金も手に入る! 勝間式超スローライフ (Japanese Edition) (Kindle の位置No.1434-1437). Kindle 版. 

amzn.to

エンジニアというのは(多くの場合)たくさんキーボードを利用する職業なので、私自身ブログの文章を書くのに音声入力を利用するという視点がそもそもなかったのですし、読んでる人の中にそれは邪道だろ、自分はしゃべるよりも早くキーボードを打つことができるよ。と思う人もいるかもしれないです。 

しかし、自分より沢山の文章を書いている方が「音声入力は良い」と結論を出している。これは試さずにはいられません。

キーボード入力に対する音声入力の利点

音声入力の利点としては以下のものがあると思います。

  • 口を使わない作業であれば、他作業と並行してブログを記述することができる
  • 場所に囚われず寝転びながら入力することもできる
  •  Google ドキュメントであればGoogle ドライブに保存されるため、様々な端末でアクセスすることができるし、 シームレスに作業を継続することができる。 
  • 単純に高速タイピング並みのスピードで入力することができる。
  • 音声入力は話し言葉での入力になるので、文法的におかしいものは Google の音声入力が認識できない。 よってある程度読みやすい文章が出来上がる。
※ちなみに音声入力とは言っても大まかな文章を音声入力で行い、最終的な修正はキーボードで行います。キーボードと音声入力の併用で文章を書くというのがイメージに近いと思います。

特に技術ブログは「書く時間を取れない」というのが、ブログを続けられないというネックになっていると思います。もしコレが他作業と並行して行うことができるのであれば、今以上に ブログを記載するという時間を取ることができると思います。

技術ブログの メイン目的はキーボードを叩くことではありません。自分の勉強したことや調べたことをアウトプットし、自分で見返したり、他人に情報共有するということが目的です。

Googleドキュメントで音声入力を行う手順

Googleドキュメントで音声入力を行うのは以下のように非常に簡単です。

  1.  Google ドキュメントを立ち上げ、新しいドキュメントを作成を選択
  2. ツールタブ内の音声入力を選択する、もしくはCommand+Shift+Sで音声認識を実行することができます。
  3. パソコンのマイクに向かって書きたいことをはっきり話す。

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まとめ

今回の音声入力は Google ドキュメントのものしか試していませんが、 Google ドキュメントの音声入力精度はかなり高いと感じました。音声が変に認識される場合もありますが、すぐにキーボードで修正できるので特にストレスは感じません。

私の場合、遅筆気味なので1500文字程度の文章にでも2~3時間ほどの時間をかけてしまっていたのですが、今回の文章に関しては30分ほどで書き上げています(しかも、横でYouTubeを流しながら)。これは、声に出すことで頭の中が整理されて文章を作りやすかったのかなと推察しています。

実際にはここから校正や文章チェック、画像作成が入るのでもう少し時間はかかると思いますが、 今後も音声入力を利用してブログを書くのありだなと思える結果となりました。

良質な技術ブログが増えればエンジニア全体が良質な情報に出会える確率も上がると思いますし、いい情報をもっているのにブログを書くというハードルが超えられない人がいるとしたら、音声入力、是非一度試してみて欲しいです(^○^)