【Google Analytics】どのサイトからアクセスされているのかを調べる

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hisacomです

Google Analyticsは高性能なWebページアクセス解析サービスですが、機能の多さゆえ全ての機能やデータを使いこなすことが難しいですね。しかし、自サイトをうまく運用していくにはこのツールを使いこなす必要があります。

この記事では、Google Analyticsの機能の中でも解析ページに対しどのような方法でユーザが流入してきているのかを調べる方法について、またこのブログを解析してみての考察をメモしておきます。

Google Analyticsについて全くの初心者という方は、ハンズオンについて書いた記事もあるので、以下のページも参照してみてください。 osushi-engineer.hatenablog.com

出てくる用語解説

  • セッション:ユーザがサイト訪問から離脱するまでの一連の流れ
  • 離脱率:ユーザが最後に閲覧したページの割合。離脱率の高いページを最後にユーザが離脱していることがわかる
  • 直帰率:1ページだけ見て離脱した割合。これが低くなればページ内を巡回している人が多いとわかる

どのチャネルグループからアクセスが来ているのかを解析する

左タブから集客>概要>すべてのトラフィック>チャネルを選択することによって、どのチャネルグループからアクセスがあるのかを表示できます。チャネルグループとは流入元のサイトを大別したものです。 f:id:osushi_engineer:20201007154311p:plain

チャネルグループの種類

チャネルグループは以下の種類に分類されます。

  • Referral:別サイトのリンクから
  • Direct:ブックマークからの訪問
  • SocialSNSからの訪問)
  • Organic Search検索エンジンからの訪問
  • Paid Searchリスティング広告からの訪問
  • Other:不明

さらに詳細に流入元を解析する

集客>概要>すべてのトラフィック参照元/メディアでさらに細かく解析結果を見ることができます。 見慣れないt.co / referralTwitterからのリンクです。割合上位から並べれば大体の傾向が掴めます。

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検索フィルタ部分に「organic」を入力すると、検索エンジンのみのデータに絞り込むことができます。このフィルタリング機能は色々と利用できそうですね。 f:id:osushi_engineer:20201007164300p:plain

この情報からの自サイト考察

f:id:osushi_engineer:20201007160013p:plain このブログのチャネルグループ別表示を調査してみます。するとSocialが41%で一番高い数値です。このブログは記事を書いた後に必ずTwitterで知らせるようにしているので(つまりSNSでの集客に一番力を入れていたので)この結果は妥当かなと感じました。

意外に多くて驚いたのが2番目に割合の多いOrganic Searchです。これは先月調査してみたときにほとんど数値をとれていなかったので、まだまだサーチエンジンには評価されていないのかなと思っていたのですが、今月は36%の値をとっていました。

試しに8月にさかのぼって解析を行ってみると、Socialが5割でOrganic Searchが2割ほどなので、今月は検索エンジンの評価が少し上がってきたということがわかります。

このブログはGoogle Consoleも入れているので、どのようなワードで検索してきている人が多いのかを調べ該当ページを改良するとさらに情報の価値が上昇するのではと考察。Google Consoleの記事もぜひ書いてみたいと思います。

まとめ

Google Analyticsは機能の多さゆえ取っつきにくい部分があるが、一つ一つの内容はとてもシンプルで便利なツール。また自分のブログを解析してみるといろいろなことが分かり次に試したいこともどんどん出てくるので、ブログ書き始めてある程度記事が溜まってきたら定期的に解析を行ってブログを見直してみると面白いと思います。